そだつ。

子どもがペットを飼うということ。ハムスターが死んだら。

ジャンガリアンハムスターの「ハグ」の死。
これはわたし(スタ)が見た「ハイさん親子のハムスターを飼うこと」の記録です。

 

この日わたしはいつもどおり事務所(ハイさん宅)へ出勤。
玄関で靴を脱いでるとハイさんちの娘ちゃんが寂しそうにおしえてくれた。。

「ハグ死んじゃった。。。布団と枕つくったんだよ。箱の中にいれるお弁当も作ったの。タネとおやつとコーン」

スタ
スタ
そうか・・・
寒いもんね
おなかもすいちゃうしね

 

もうお花が飾られて、
寒くないようにモコモコの白いボアの布団をかけられて、
横を向いて、
かわいい顔をして、
目をつむったままのハグが箱に入れられていた。

スタ
スタ
もう動かないんだね

 

 

ハグとの思い出の写真。ハイさん、まとめるのが早い。もうできてる。
ハグへの手紙も娘ちゃんが書いて、添えてある。

 

ハムスターが死んだら。

具合がわるくなったのは1週間前。

ハムスター日記
10月26日(金)はぐの大ぴんち!
へー へー ヘー へー
・なぜか いきの しかたが おかしく なって しまった。
・おうちの したの びょういんに いった。
・びょういんで さとう水を もらった。

 

ハイ
ハイ
変な音を出してる。
呼吸?
なんか苦しいの?
エサがひっかかってる?

すぐに病院へ連れて行ってレントゲンとったり、点滴をうったり。

先生によるともともと呼吸器系が弱かったらしい。
タネの殻で消化器官が傷ついたのかも。とも。

抗生物質入りの点滴のおかげかちょっと復活したように見えたり、
でも、また元気がなくなったり。

ゲージの中で、いつもはオウチで寝るのになぜかトイレで寝てる。

エサは食べるけどあまり食べない。。。

 

ジャンガリアンハムスターの「ハグ」。
だんだん弱っていくのがわかった。

 

11月2日(金)

今日は、ハグの死んだ日。

だんだん弱っていたから、もうじき死んでしまうのがわかっていたから、
心の準備ができていた。
お葬式についても調べられた。
送り出すために何をしてあげたいか考える時間があった。

そして、死んでしまった朝、たくさんしてあげられた。

寂しくないように、寒くないように、お腹がすかないように。
もっと一緒にいたかったよ。
がんばってくれてありがとう。
大好きだよ。
たくさん伝えたいことを伝えられた。

 

ハグのためのお葬式。

泣いて悲しんでいる娘ちゃんを横に、
調べていたペットの「葬儀屋さん」に連絡をして、お葬式をすることに。

礼服を着た葬儀屋さんにハグを預け、火葬をしてもらう。

最後のお別れのとき。
娘ちゃんは泣きながらなんどもなんども頭をなでている。
なんどもなんども。

火葬がすみ、骨になったハグ。
綺麗に骨が残り、どこの部分なのか、説明を聞いた。
娘ちゃんは小さな手で大きな箸を持ち、小さなハグの骨を拾い上げ、小さな壺に入れた。

まだ7年しか生きていないのに死をどう受け止めたのだろう。

 

娘ちゃんはハムスターを飼うために、ネットや図書館でたくさん調べて、どういうお母さんになるか考えた。
調べたことをノートにまとめた。
ハムスターが安心して暮らせるよう、飼いはじめてから慣れるまでの手順もしっかり理解した。
自分で責任をもって、しっかり世話をすることを決めてハムスターを迎え入れた。

そして、毎日を一緒に過ごし、大事に育てた。

今、可愛がっていた存在を失い、人生で初めての「死」への直面。
ハグは天国のハムハムランドへいくらしい。

お葬式が終わり落ち着くと、お骨に話しかけ、ごはんや水をせっせと供えていた。
ちゃんと食べやすい方向にごはんを置いていた。
やさしい。

ハムスターのお葬式

ペットを飼うということ。

子どもが「ペットを飼う」ということは、
子どもがペットに責任を持つということではなく、
親がペットに責任を持つということです。

今回、娘ちゃんはハムスターを飼いはじめるところから、送り出すところまで、
責任をもって、世話をすることができました。
毎日話しかけ、遊び、エサを与え、トイレの掃除をすることで、ハムスターの母親になることができました。

これは、親が仕向けたからこそできたことです。
ペットの世話というのは、いくら「がんばる」と約束しても子どもだけでは到底考えが及ばず、やりきることができません。

親がペットへの考えをしっかり持ち、それを子どもに伝える。
それができなければ、はじめに決して「ペットを飼う」ことを許してはいけません。

「病気」、「世話」、日常の「体調」など、全て適当にしてはいけない。とうことを、
日々、根気よく子どもに伝えられるのか。

さらには果てに来る、「死」を受け入れ、向き合い、どう行動するか。
ペットを飼うことの覚悟を、親が持っていなければ、子どもに教えることができません。

「子どもがペットの世話をしない」
とは決して言わずに、一緒に、常に向き合うようにしなければなりません。

今回「ハイさん親子のハムスターを飼うこと」を通して
「ペットを飼う」ことは親が覚悟をしなければならないことなのだと感じました。