生理の期間は生涯で6年間。準備から挿入まで、月経カップの使い方!
挿入前に手を洗いましょう♡
月経カップとは生理カップとも呼ばれ、タンポンのように膣内に挿入して、経血をためて使用します。
医療用のシリコン素材で作られていて、洗浄して繰り返し使うことができます。
シリコンカップの寿命は10年ほど。
と感じた方は
と感じる人は多くいると思います。
生理中は、生理用品を持ち歩き、トイレに行くタイミングに気を使いますね。
蒸れたりかぶれたり、頭痛や腹痛、腰痛もあったり。
とにかく不快なことが多いのが生理です。
月経カップをはじめて知った方は、
と期待しているのではないでしょうか。
慣れるまでは苦労するかもしれませんが、月経カップは確かに生理の煩わしさを解消する素晴らしいものです!!!
カップの準備
通常は丸い形状のカップのフチ。
このままでは入りません。
グニャッとへこませて挿入しやすくします。
オススメは人差し指でフチをへこませる方法です。
このときカップの再挿入の場合ヌルッとして滑ります。
いよいよ挿入
ペーパーを一拭き分(ひとふきぶん)手にとり、挿入後の経血ダレや、指についた経血を拭う準備をしておきます。必要ならそっと広げると挿入しやすくなります。
カップの先が入ったら、へこませていたフチを元に戻します。
うまくフチが丸く開かない場合は、空気が密閉されている状態なので、
底の部分をつまんで
少し引き出したりします。
カップのフチが丸い状態に戻っていないと、正確なカップの状態ではなく経血モレの原因になります。
正しい位置にカップが入ると、無感覚ゾーンにあるため、全く違和感を感じません。
位置が浅いと、飛び出しそうな感じがしたり違和感があります。
挿入後は手に経血が付きます。
カップを抜くとき
ペーパーを一拭き分(ひとふきぶん)手にとり、挿入後の経血ダレや、指についた経血を拭う準備をしておきます。
カップを抜くときは力を一度抜き、次にカップを少し押し出すくらいの力を入れて準備をします。
ステム(尖った部分)を目標にしてカップの底の部分をつまみ、少しひっぱり出します。
このとき、
痛いです。
少しひっぱり出したら、挿入のときと同じ形になるように側面を人差し指で押し、
カップのフチをへこませます。
このとき、経血が溜まっている量が多いとカップから溢れでて、手に付きます。
ウォッシュレットのビデを使うと、ついでに指先を洗ったりもできます。
カップを取り出したら
トイレに流します!
しかし、
チが残ってる!
とならないためにも、このとき水を流しながら、経血を捨てることをオススメします。
(体勢的にキツいこともありますが)
家庭用のトイレは水流の勢いが弱い場合が多く、水より重い経血が便器の底に沈着することを防ぐためです。
また、カップを取り出した時に経血は粘性があるため、周囲を汚さないように、
カップの外側についた経血も拭き取ると再度挿入しやすくなります。
オフロでの交換
お風呂での取り出しと挿入はトイレでするより気を使わずに済みます。
経血は排水溝に流し、カップもお湯で洗い流せるのでスッキリします。
カップを洗浄したい場合は石鹸ではなくシャンプーを使うと、タンパク質に対しての洗浄力があるため匂いがとれます。シリコン製なのでちゃんと洗い流せば成分が残ることはありません。
使い終わったら
衛生のため使用後は丁寧に扱いたいものです。
専用の消毒薬を使ったり煮沸消毒、レンジ煮沸など、やりやすい方法でお手入れしましょう。
月経カップのまとめ
以上が月経カップの使い方です。
カップは弾力性が強いため、しっかりホールドしないと、ビンっと跳ね返って、周囲を汚してしまうことがあります。
こういったスクランブルは経験と心構えとスキルがないと回避しにくいもの。
月経カップを扱うには慣れが必要です。
自分に向いているか、使い続けたい気持ちがあるかを確かめつつ、すぐには諦めずにぜひチャレンジしてみてください!
月経カップを使ってコスト激減!
生理用品は一度にまとめ買いするというよりは、ちょこちょこ買い足していくという煩わしさがあります。
月経カップは洗って繰り返し使うことができ、寿命も10年ほど。
エコでもあり、節約でき、煩わしさを解消することができます。